東京大学医学部附属病院予防医学センターでは、2020年9月より膵がんドックをオプション検診として開始しました。基本検診とあわせてお申し込みいただくか、基本検診受診後3か月以内であれば追加いただくことが可能です。いくつか注意事項がございますので、予防医学センターのHPもご参照ください。
膵がんは予後不良な難治がんの代表であり、近年増加傾向です。症状のないうちに「早期発見」することが重要です。膵がんドックオプションでは、腹部MRI(核磁気共鳴画像)検査を行います。一般的な人間ドックなどで行われる腹部超音波(エコー)検査では膵臓の一部が観察できないことが多いですが、腹部MRI検査は膵臓全体をくまなく観察することができます。しかもCT検査のように被ばくの心配もありません。
ご家族に膵がんの患者さんがいたなど、膵がんが心配な方は当院予防医学センターで膵がんドック受診をご検討ください。精密検査が必要と判定された場合には、予防医学センターと当科で連携し必要な検査を速やかに行います。
東大病院予防医学センターHP https://www.todai-yobouigaku-dock.jp/
「オプション検診のご案内」 https://www.todai-yobouigaku-dock.jp/contents/doc/doc.html#option
「膵がんドック『受診者向けご案内』」
https://www.todai-yobouigaku-dock.jp/dl/doc_pancreatic.pdf
「膵がんドック動画 『膵がんドックのご案内』」
https://www.todai-yobouigaku-dock.jp/contents/common/news/2023/04/post-34.html